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審決分類 審判 全部申し立て   G11B
管理番号 1004074
異議申立番号 異議1998-72833  
総通号数
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 実用新案決定公報 
発行日 2000-04-28 
種別 異議の決定 
異議申立日 1998-06-05 
確定日 1999-10-06 
異議申立件数
訂正明細書 有 
事件の表示 実用新案登録第2556720号「ディスク再生装置」の請求項1ないし2に係る実用新案に対する実用新案登録異議の申立てについて、次のとおり決定する。   
結論 訂正を認める。 実用新案登録第2556720号の請求項1に係る実用新案登録を維持する。
理由 1.手続の経緯
実用新案登録第2556720号の考案(平成2年3月30日出願)は、平成9年8月15日にその実用新案登録の設定登録がされ、その後万木健一により実用新案登録異議申立がなされ、取消理由通知がなされ、その指定期間内である平成10年12月29日に訂正請求がなされたものである。
2.訂正の適否についての判断
ア.訂正の内容
▲1▼実用新案登録請求の範囲の請求項1を下記のとおり訂正すると共に請求項2を削除する。
「ディスク回転駆動手段と、ディスクに記録された信号を読み取るピックアップと、前記ピックアップにより読み取られた信号の復調、エラー訂正、前記回転駆動手段の制御等を行う信号処理手段と、基準クロック信号を発生する基準クロック発生手段とを有するディスク再生装置において、前記基準クロック信号の周波数を任意に可変したクロック信号を出力するピッチ可変手段と、前記ピッチ可変手段を制御する制御手段とを備え、前記ピッチ可変手段で得られるクロック信号に基づいて前記信号処理手段の動作を制御することにより信号処理速度及びディスク回転速度を制御するとともに、前記ピッチ可変手段によるピッチの設定をサーチの到達距離が遠いときには高速スピードに、近いときは前記高速スピードよりも低いスピードに設定することを特徴とするディスク再生装置。」
▲2▼考案の詳細な説明における[課題を解決するための手段]の記載(実用新案登録明細書第3頁7?15行)を下記のとおり訂正する。
「[課題を解決するための手段]
前述の課題を解決するため、この考案によるディスク再生装置は、ディスク回転駆動手段と、ディスクに記録された信号を読み取るピックアップと、前記ピックアップにより読み取られた信号の復調、エラー訂正、前記回転駆動手段の制御等を行う信号処理手段と、基準クロック信号を発生する基準クロック発生手段とを有するディスク再生装置において、前記基準クロック信号の周波数を任意に可変したクロック信号を出力するピッチ可変手段と、前記ピッチ可変手段を制御する制御手段とを備え、前記ピッチ可変手段で得られるクロック信号に基づいて前記信号処理手段の動作を制御することにより信号処理速度及びディスク回転速度を制御するとともに、前記ピッチ可変手段によるピッチの設定をサーチの到達距離が遠いときには高速スピードに、近いときは前記高速スピードよりも低いスピードに設定するように構成される。」
▲3▼考案の詳細な説明における[作用]の記載(実用新案登録明細書第3頁16行?第4頁1行)を下記のとおり訂正する。
「[作用]
この考案によるディスク再生装置においては、サーチ時に基準クロックの周波数を任意に可変してピッチを設定し、得られるクロック信号に基づいて信号処理手段の動作を制御することにより信号処理速度及びディスク回転速度を制御するとともに、上記ピッチの設定をサーチの到達距離が遠いときには高速スピードに、近いときは前記高速スピードよりも低いスピードに設定することにより、高速サーチ及びより明瞭なレビューやキュー再生動作を可能とする。」
イ.訂正の目的の適否、新規事項の有無及び拡張・変更の存否
訂正事項▲1▼は、もとの請求項1の「ピッチ可変手段で得られるクロック信号に基づいて前記信号処理手段の動作を制御することにより信号処理速度及びディスク回転速度を制御する構成とする」点について、「ピッチ可変手段で得られるクロック信号に基づいて前記信号処理手段の動作を制御することにより信号処理速度及びディスク回転速度を制御するとともに、前記ピッチ可変手段によるピッチの設定をサーチの到達距離が遠いときには高速スピードに、近いときは前記高速スピードよりも低いスピードに設定する」点に限定するものであり、実用新案登録請求の範囲の減縮に相当する。
訂正事項▲2▼、▲3▼は、考案の詳細な説明において、課題を解決するための手段及び作用の記載を、実用新案登録請求の範囲の訂正に伴って整合させ訂正したものであり、明りょうでない記載の釈明に相当する。
また、上記訂正は、新規事項の追加に該当せず、実質上実用新案登録請求の範囲を拡張し、又は変更するものでもない。
ウ.独立実用新案登録要件
▲1▼訂正明細書の請求項1に係る考案
上記2.ア.▲1▼参照。(以下、「本件考案」という。)
▲2▼引用刊行物記載の考案
当審が取消理由で引用した刊行物1(特開昭60-171680号公報)には、再生音の音程や早さを任意に変化させることができるようにしたディジタルオーディオディスク再生装置が記載され、その従来例の構成とその問題点の欄にはディスク1がスピンドルモータ2によって回転駆動され、このときレーザ光を使用したピックアップ3によって情報が読み取られること、読み取られた再生情報が復調され、エラー訂正されること、情報信号に含まれるピット信号が抽出されること、及び時間軸の基準となるマスタクロック信号が、水晶発振器(固定発振器)11または可変周波数発振器12からスピンドルモータの回転制御を行うサーボ回路15に供給され、例えば、変周波数発振器11によって設定された回転速度となるようにディスクが制御されると共に、このディスクの回転速度に対応したクロック信号がPLL回路から出力されて、信号処理が行われるようにする点が記載されている。(公報第1頁左下欄下から6行?第2頁左下欄2行及び第1図)
刊行物2(特開昭60-32161号公報)には、クロック発生回路の周波数を可変にして、ピックアップから読み出されたデジタル信号と比較し、その比較出力に基づいて記録媒体の走行速度を変化させることにより、再生アナログ信号のピッチコントロールを変えることができるようにしたデジタル信号再生装置が記載され、その実施例には、ディスク1を駆動するモータ2と、ディスク1の情報を再生するピックアップ3が設けられ、再生された情報は信号検出回路4を介して復調復号回路5に供給されている。そして、信号検出回路4からの読み取りデジタル信号と、クロック発生回路7からのクロック信号の位相差に基づいてディスクの回転速度を定める駆動制御回路が設けられ、クロック発生回路7には周波数制御部17が設けられ、この出力信号によってPLL回路を構成するプログラマブル分周器14を可変してクロック信号の周波数が可変となるように構成され、ディスク回転速度と情報の復調処理速度が同時に可変できるようにする点が記載されている。(公報第2頁左上欄右上欄8行?第3頁12行及び第1図)
刊行物3(特開昭61-248264号公報)には、ビデオディスクプレーヤ、CDプレーヤ等においてピッチコントロールを行うことができる記録情報再生装置が記載され、その実施例には、ディスク1に記録されているピットはピックアップ2によって読み取られ、その再生出力は再生クロック生成・位相比較回路6に供給されており、再生クロック生成・比較回路6はピックアップ2から出力されたクロック成分を抽出し、基準信号と比較することにより、その位相差信号によってディスク1を回転駆動するスピンドルモータ10の回転速度を制御し、クロック成分はデータ読み取り回路5において復調され、誤り訂正がなされてD/Aコンバータ12に供給されている。そして、再生クロック生成・位相比較回路6には基本クロックを変化させる基本クロック変化回路15と、基本クロックを供給する基本クロック発生回路14から基本クロック信号が供給され、この信号と、再生クロック信号の位相差に基づいてスピンドルモータ10の回転制御が行われる点が記載されている。(公報第1頁右下欄4行?第2頁右下欄7行及び第1図)
刊行物4(特開昭57-172573号公報)には、記録情報再生装置のアドレス情報探索方式において、ピックアップ手段と記録トラックとの相対位置の粗調整をなす粗調手段と微調整を行う微調手段とを設け、アドレス情報探索開始指令に応答して希望アドレスと現在アドレスとの差を検出しこの差の絶対値に対応して逐次前記方向における相対速度を減少しつつ前記絶対値が小となるように前記粗調手段を駆動し、前記絶対値が所定値に達したときに前記絶対値が零となるように前記微調手段を駆動する点が記載されている。(公報第1頁右下欄7行?第2頁右上欄末行、第1及び第5図)
▲3▼対比・判断
本件考案と上記刊行物1?4に記載された考案とを対比すると、上記刊行物1?4に記載された考案は、本件考案を特定する事項である「ピッチ可変手段で得られるクロック信号に基づいて前記信号処理手段の動作を制御することにより信号処理速度及びディスク回転速度を制御するとともに、前記ピッチ可変手段によるピッチの設定をサーチの到達距離が遠いときには高速スピードに、近いときは前記高速スピードよりも低いスピードに設定する」点を具備していない。また、刊行物1?3に記載された考案は、再生音の音程や早さを変化させるものであり、刊行物4に記載された考案は、ピックアップと記録トラックとの相対位置の調整するものでサーチ時の信号処理に関するものではない点からみて、刊行物1?3に記載の考案と刊行物4に記載の考案とを組み合わせたとしても、上記点がきわめて容易に想到し得るものとすることはできない。
そして、本件考案は、上記点を具備することにより、信号処理回路の処理速度、スピンドルが早くなり、サブコード情報の処理速度が向上し、サーチ速度が増大し、サーチ特性が著しく改善されるという明細書記載の効果を奏するものである。
したがって、本件考案は、上記刊行物1?4に記載された考案であるとも、上記刊行物1?4に記載された考案から当業者がきわめて容易に考案することができたものであるとすることもできないから、実用新案登録出願の際独立して実用新案登録を受けることができるものである。
エ.むすび
以上のとおりであるから、上記訂正は、特許法等の?部を改正する法律(平成6年法律第116号)附則第9条第2項の規定により準用され、同附則第10条第1項の規定による、特許法第120条の4第2項及び同条第3項で準用する第126条第2?4項の規定に適合するので、当該訂正を認める。
3.実用新案登録異議の申立てについての判断
ア.申立ての理由の概要
申立人万木健一は、甲第1号証(特開昭60-171680号公報・・・上記刊行物1)、甲第2号証(特開昭60-32161号公報・・・上記刊行物2)及び甲第3号証(特開昭61-248264号公報)を提出し、請求項1、2に係る考案は、甲第1?3号証記載の考案に基づいて当 業者がきわめて容易に考案することができるものであるから、実用新案法第3条第2項の規定に該当し、実用新案登録を取り消すべきものと主張している。
イ.判断
本件考案(請求項1に係る考案)は、上記2.ウ.▲3▼で示したように上記甲第1?3号証記載の考案から当業者がきわめて容易に考案することができたものとすることはできない。なお、請求項2に係る考案は、上記訂正によって削除されたので異議の決定を要しないものとなった。
ウ.むすび
以上のとおりであるから、実用新案登録異議申立ての理由及び証拠によっては本件考案の実用新案登録を取り消すことはできない。
また、他に本件考案の実用新案登録を取り消すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり決定する。
発明の名称 (54)【考案の名称】
ディスク再生装置
(57)【実用新案登録請求の範囲】
ディスク回転駆動手段と、ディスクに記録された信号を読み取るピックアップと、前記ピックアップにより読み取られた信号の復調、エラー訂正、前記回転駆動手段の制御等を行う信号処理手段と、基準クロック信号を発生する基準クロック発生手段とを有するディスク再生装置において、
前記基準クロック信号の周波数を任意に可変したクロック信号を出力するピッチ可変手段と、前記ピッチ可変手段を制御する制御手段とを備え、「前記ピッチ可変手段で得られるクロック信号に基づいて前記信号処理手段の動作を制御することにより信号処理速度及びディスク回転速度を制御するとともに、前記ピッチ可変手段によるピッチの設定をサーチの到達距離が遠いときには高速スピードに、近いときは前記高速スピードよりも低いスピードに設定する」ことを特徴とするディスク再生装置。
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、ディスク再生装置に関し、特にサーチ特性を改善したディスク再生装置に関する。
[従来の技術]
従来、CDプレーヤ上の所定トラックにピックアップを移動させて希望の記録情報を読み出す(サーチする)には、ピックアップの現在トラック位置と目的トラック位置との差に応じてピックアップを所定トラック数横切って一定ピッチで移動させ、次にまた上記現在トラック位置と目的トラック位置間のトラック数を求め、求めたトラック数に応じてピックアップを、また所定数横切って移動させ、同様な動作を繰り返すことによって移動トラック数を滅少して行き最終的にトラック位置に到達させる。
また、キューイングやレビューの際には、8トラック飛ばして移動していた。
[考案が解決しようとする課題]
上述従来ディスク再生装置では、希望トラック位置のサーチを行う際、ピックアップの現在トラック位置と目的トラック位置との差情報に基づいて一定ピッチでピックアップを所定トラック間隔だけ移動させている。
しかしながら、ピックアップの移動は一定ピッチで行われているため目的トラックまでの移動距離が長い場合に、サーチ速度を上げてサーチ特性を改善することはできないという問題がある。
そこで、この考案の目的は、希望のトラック位置に対応して高効率でサーチを行うことができるサーチ特性を改善したディスク再生装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
前述の課題を解決するため、この考案によるディスク再生装置は、
ディスク回転駆動手段と、ディスクに記録された信号を読み取るピックアップと、前記ピックアップにより読み取られた信号の復調、エラー訂正、前記回転駆動手段の制御等を行う信号処理手段と、基準クロック信号を発生する基準クロック発生手段とを有するディスク再生装置において、
前記基準クロック信号の周波数を任意に可変したクロック信号を出力するピッチ可変手段と、前記ピッチ可変手段を制御する制御手段とを備え、
前記ピッチ可変手段で得られるクロック信号に基づいて前記信号処理手段の動作を制御することにより信号処理速度及びディスク回転速度を制御するとともに、前記ピッチ可変手段によるピッチの設定をサーチの到達距離が遠いときには高速スピードに、近いときは前記高速スピードよりも低いスピードに設定するように構成される。
[作用]
この考案によるディスク再生装置においては、サーチ時に基準クロックの周波数を任意に可変してピッチを設定し、得られるクロック信号に基づいて信号処理手段の動作を制御することにより信号処理速度及びディスク回転速度を制御するとともに、上記ピッチの設定をサーチの到達距離が遠いときには高速スピードに、近いときは前記高速スピードよりも低いスピードに設定することにより、高速サーチ及びより明瞭なレビューやキュー再生動作を可能とする。
[実施例]
次に、この考案について図面を参照しながら説明する。
第1図は、この考案によるディスク再生装置の一実施例を示す光ディスクプレーヤのブロック図である。
ディスクモータ4により回転駆動されるコンパクトディスク1表面上のビットに対して光ピックアップ2からレーザ光を照射し、コンパクトディスク1表面からの反射光を同光ピックアップ2で受光して電気信号に変換してRF増幅器5に送出する。
RF増幅器5は、光ピックアップ2からのRF信号を受け、トラッキングのためのトラッキングエラー信号、フォーカシングのためのフォーカスエラー信号を生成する。
水晶発振回路8からのクロツク(リファレンス信号)はPLL回路9とセレクタ10に供給される。このクロックは、通常再生時のマスタークロックとしてセレクタ10を介して信号処理回路6に送出される。PLL回路9は、マイクロコンピュータ13からのピッチ変化指令信号に基づいて、ピッチ設定が制御され、ピッチ変化時のマスタークロックとしてのクロックをセレクタ10を介して信号処理回路6に供給する。
信号処理回路6は、RF増幅器5からのRF信号と、セレクタ10によって選択されたマスタークロックとによって位相比較し、ビットクロックを抽出するRF PLL処理や、データの復調およびエラー訂正処理等を行い、またスピンドル(ディスク)モータ4の回転速度の制御を行う。
サーボ回路7は、RF増幅器5からのトラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号によって光ピックアップ2のフォーカスおよびトラッキングサーボ制御や送りモータを制御する。
D/A変換回路11は、信号処理回路6によって復調されたオーディオデジタル信号をアナログ信号に変換してアナログ音声出力として出力する。
マイクロコンピュータ13は、上記のピッチ設定、信号処理回路6の処理内客の設定、サーボ回路7の制御等を行う。
キーマトリクス12は、ユーザのキー操作により入力される情報をマイクロコンピュータ13に入力させるもので、動作状態等は表示器14上に表示される。
第2図には、この考案の実施例における光ディスクプレーヤの動作、処理手順を示すフローチャートが示されている。
サーチを開始すると、ピックアップの現在トラック位置と目的トラック位置情報に基づいて従来例の横切るトラック数に相当する数を送りトラック数nとしてセットし(ステップSl)、ピッチを増加させる(ステップS2)とともにトラッキングゲインを上げる(ステップS3)。
次に、送り(戻り)方向ヘキックした後(ステップS4)、nトラックの送りが終了したか否かが判定され(ステップS5)、終了するまで処理が継続され、終了したと判定されると、ステップS6で一定時間ブレーキをかけた後、トラッキングゲインをノーマルに戻す(ステップ7)。
更に、Qデータ(位置データ)を読み込みサーチ位置と比較して確認し(ステップS8)、サーチ位置か否かが判定される(ステップS9)。CDプレーヤでは、サーチ中に位置情報を読むとき倍速再生して読み取ると、時間短縮できるので、ステップS8で倍速等でQデータを読み込んで確認しても良い。
ステップS9で、サーチ位置であると判定されれば、サーチ動作は終了し、サーチ位置でないと判定されればステップS1の処理に戻る。
上記サーチ時のピッチ設定は、例えばサーチの到達距離(目的トラックまでの移動距離)に応じて、遠い時は高速スピード、近い時は、それより若干低いスピードに設定することによって最適サーチが可能となる。また、レビュー時やキューイングにおいては、ピッチを可変することで音が途切れることなく、より明瞭なキュー、レビュー音の再生が可能となる。
[考案の効果]
以上説明したように、この考案では、ピッチを任意に設定してサーチ処理を行っているので、信号処理回路の処理速度、スピンドルが早くなり、サブコード情報の処理速度が向上し、サーチ速度が増大し、サーチ特性が著しく改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案によるディスク再生装置の一実施例を示すブロック図、第2図は、この考案の実施例における動作の処理手順を示すフローチャートである。
1…コンパクトディスク、2…光ピックアップ、3…送りモータ、4…ディスクモータ、5…RF増幅器、6…信号処理回路、7…サーボ回路、8…水晶発振回路、9…PLL回路、10…セレクタ、11…D/A変換回路、12…キーマトリクス、13…マイクロコンピュータ、14…表示器。
訂正の要旨 訂正の要旨
▲1▼実用新案登録請求の範囲の減縮を目的として、請求項1を下記のとおり訂正すると共に請求項2を削除する。
「ディスク回転駆動手段と、ディスクに記録された信号を読み取るピックアップと、前記ピックアップにより読み取られた信号の復調、エラー訂正、前記回転駆動手段の制御等を行う信号処理手段と、基準クロック信号を発生する基準クロック発生手段とを有するディスク再生装置において、前記基準クロック信号の周波数を任意に可変した夕ロック信号を出力するピッチ可変手段と、前記ピッチ可変手段を制御する制御手段とを備え、前記ピッチ可変手段で得られるクロック信号に基づいて前記信号処理手段の動作を制御することにより信号処理速度及びディスク回転速度を制御するとともに、前記ピッチ可変手段によるピッチの設定をサーチの到達距離が遠いときには高速スピードに、近いときは前記高速スピードよりも低いスピードに設定することを特徴とするディスク再生装置。」
▲2▼考案の詳細な説明における[課題を解決するための手段]の記載(実用新案登録明細書第3頁7?15行)を、実用新案登録請求の範囲の訂正にもとづいて不明りょうな記載の釈明を目的として下記のとおり訂正する。
「[課題を解決するための手段]
前述の課題を解決するため、この考案によるディスク再生装置は、ディスク回転駆動手段と、ディスクに記録された信号を読み取るピックアップと、前記ピックアップにより読み取られた信号の復調、エラー訂正、前記回転駆動手段の制御等を行う信号処理手段と、基準クロック信号を発生する基準クロック発生手段とを有するディスク再生装置において、前記基準クロック信号の周波数を任意に可変したクロック信号を出力するピッチ可変手段と、前記ピッチ可変手段を制御する制御手段とを備え、前記ピッチ可変手段で得られるクロック信号に基づいて前記信号処理手段の動作を制御することにより信号処理速度及びディスク回転速度を制御するとともに、前記ピッチ可変手段によるピッチの設定をサーチの到達距離が遠いときには高速スピードに、近いときは前記高速スピードよりも低いスピードに設定するように構成される。」
▲3▼考案の詳細な説明における[作用]の記載(実用新案登録明細書第3頁16行?第4頁1行)を、実用新案登録請求の範囲の訂正にもとづいて不明りょうな記載の釈明を目的として下記のとおり訂正する。
「[作用]
この考案によるディスク再生装置においては、サーチ時に基準クロックの周波数を任意に可変してピッチを設定し、得られるクロック信号に基づいて信号処理手段の動作を制御することにより信号処理速度及びディスク回転速度を制御するとともに、上記ピッチの設定をサーチの到達距離が遠いときには高速スピードに、近いときは前記高速スピードよりも低いスピードに設定することにより、高速サーチ及びより明瞭なレビューやキュー再生動作を可能とする。」
異議決定日 1999-09-13 
出願番号 実願平2-32827 
審決分類 U 1 651・ 121- YA (G11B)
最終処分 維持  
前審関与審査官 酒井 伸芳菅澤 洋二  
特許庁審判長 村山 隆
特許庁審判官 今井 義男
犬飼 宏
登録日 1997-08-15 
登録番号 実用登録第2556720号(U2556720) 
権利者 株式会社ケンウッド
東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号
考案の名称 ディスク再生装置  
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