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審決分類 審判    H01H
管理番号 1028422
異議申立番号 異議1999-72533  
総通号数 16 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 実用新案決定公報 
発行日 2001-04-27 
種別 異議の決定 
異議申立日 1999-06-24 
確定日 2000-02-17 
異議申立件数
訂正明細書 有 
事件の表示 実用新案登録第2588878号「開閉器」の請求項1に係る実用新案登録に対する実用新案登録異議申立について、次のとおり決定する。   
結論 訂正を認める。 実用新案登録第2588878号の請求項1に係る実用新案を維持する。
理由 1. はじめに
(1) 本件は、実用新案登録第2588878号に関し、その受けた実用新案登録を取り消すことを請求して申し立てられた異議申立事件に存する。
(2) 本件の手続きの経緯の概要は、以下のとおりである。
1) 出願日:平成4年4月22日
2) 登録日:平成10年11月6日
3) 登録公報:平成11年1月20日実用新案登録公報の発行
4) 異議申立:平成11年6月24日実用新案登録異議申立人日本高圧電気株式会社より異議申立書の提出
5) 取消理由:平成11年9月21日付けで、当審より取消理由の通知
6)意見書等:平成11年11月30日意見書、正請求書(後日取下)の提出
7) 取消理由:平成11年12月15日取消理由の通知
8) 訂正請求等:平成11年12月15日権利者より、訂正請求書、意見書及
び訂正請求(平成11年11月30日付)の取下書を提出
2. 平成11年12月15日付け訂正請求の適否の判断
(1) 1) 前記平成11年12月15日付け訂正請求の骨子とするところは、以下のとおりである。
すなわち、訂正事項a.は、
【実用新案登録請求の範囲】に関して、
「【請求項1】 開閉器本体の上面に一対の取付金具を取着し、同取付金具には前記本体を持ち運ぶ場合に把持するための把持部材と、同本体を吊り上げる場合に掛止金具等を引っ掛けるための掛止部材と、同本体を吊り下げ支持するための吊り下げ部材とを一体に形成したことを特徴とする開閉器。」を、
実用新案登録請求の範囲の減縮を目的として、
『【請求項1】 開閉器本体の上面に開口が形成された一対の取付金具を取着し、その開口内の上端には前記本体を持ち運ぶ場合に把持するための把持部を形成すると共に、前記開口内の上端側部には前記本体を吊り上げる場合に掛止金具等を引っ掛けるための掛止部を形成し、且つ前記取付金具に前記本体を吊り下げ支持するための吊り下げ部を一体に形成したことを特徴とする開閉器。』
に、訂正請求しようとするものである。
この訂正事項は、元々願書に添付した明細書・図面に記載された範囲内の事項であり、実用新案登録請求の範囲に記載された取り付け金具の内包を具体的に特定するものと捉えられるところ、実用新案登録請求の範囲の減縮に該当するものである。
2)訂正事項b.について
この訂正事項は、明細書の【0006】の【課題を解決する手段】の欄を、上記実用新案登録請求の範囲の【請求項1】の訂正に随伴して記載の明瞭化を図って訂正したもので、新規事項を格別付加するものではないところ、明りょうでない記載の釈明に当たるものというべきである。
3) 訂正事項c.について
この訂正事項は、明細書の【0007】の【作用】の欄を、右【請求項1】の記載に伴って記載の整合性と明瞭化を狙いとして訂正したものであり、格別新規事項を付け加えるものではないところ、明りょうでない記載の釈明に該当するものというべきである。
4) 訂正事項d.について
この訂正事項は、明細書の【0016】の【考案の効果】の欄を【請求項1】の訂正に伴って、記載の整合性と明瞭化を意図して訂正したもので、むろん出願当初の明細書若しくは図面に記載の範囲内であるところ、新規事項の付加には当たらず、明りょうでない記載の釈明に該当するものといってしかるべきである。
むろん、これらの訂正により、格別実用新案登録請求の範囲を拡張又は変更するものには当たらないことは明らかというべきである。
(2) 1) そこで、本件訂正後の【請求項1】に係る考案が、出願の際独立して、実用新案登録を受けることができるかどうかにつき審案する。
【当審が平成11年12月15日付けで通知した取消理由通知書において引用した引用刊行物】
【1】 第1引用例:「昭和60年 株式会社戸上電機製作所発行
『カタログ 戸上高圧ガス負荷開閉器(1985年5月版カタログ番号C6062D)』[表紙部(自動高圧ガス負荷開閉器GSN-A形の図)、第6頁GSN形〔自動式〕の図参照]」
【2】 第2引用例:「昭和63年 株式会社戸上電機製作所発行
『カタログ 屋外用柱上式 低圧遮断器〔TFN-B形〕(1988年4月版カタログ番号C2100)』(表紙部;ノーヒューズブレーカ内蔵形の図、 次頁;外形図なる設計図面参照)」
【3】 第3引用例 :「実願昭58-160877号(実開昭60-69442号)のマイクロフイルム」
2) 上記第1?第3の各引用例に記載の考案は、ほぼ同趣旨の技術内容というべきところ、第1引用例に記載の考案を引き合いにして分析的に比較検討することとする。
第1引用例の第6頁「GSN形〔自動式〕」の図から明らかなとおり、開閉器本体の両側に取付金具が取り付けられており、該取付金具には、最上部に吊り下げ用ボールト等を受けるための孔が穿設されており、このものが「吊り下げ部材」を実現していることは、明らかである。
また、右吊り下げ部材の外側には、運搬に資するフツク等の掛止金具を受容する逆U字形をした「掛止部材」が設けられている。
さらに、上記取付金具には、ほぼ真ん中が略口の字形に中抜きされておりその上側フレーム部が運搬時等の把持に資する働きをするものと目されるところ、この部分は、「把持部材」を構成しているとみて妨げない。
勿論、上記取付金具は、把持部材と、掛止部材と、吊り下げ部材とを一体に形成していることも、図示の態様に徴し、明らかに是認されるところである。
してみると、第1引用例には、
「開閉器本体の上面に一対の取付金具を取着し、同取付金具には前記本体を持ち運ぶ場合に把持するための把持部材と、同本体を吊り上げる場合に掛止金具等を引っ掛けるための掛止部材と、同本体を吊り下げ支持するための吊り下げ部材とを一体に形成した開閉器。」が、
開示されているというべきである。
しかしながら、右第1引用例には、本件訂正後の【請求項1】に係る考案が構成要素として具えるところの、
「開口内の上端には把持部を形成すると共に、前記開口内の上端側部には掛止金具等を引っ掛けるための掛止部を形成し、」
の部分を、欠如している。
むろん、前記第2,第3の各引用例に記載の考案も、右構成部分を欠如していることは明らかである。
本件訂正後の【請求項1】に係る考案は、右各引用例に記載された考案が具有しない右構成部分を含む考案の構成要件により明細書に記載されたとおりの効果を奏するものと認められる。
他方、上掲各引用例に開示された考案の構成を以ては、本件訂正後の【請求項1】に係る考案の如き効用は、期待し難いというべきである。
上記のとおりであるところ、本件訂正後の【請求項1】に係る考案は、第1?第3の各引用例に記載された考案であるとは認められないばかりか、これ等の考案から、当業者が、きわめて容易に推考することができたものとすることも相当でないというべきである。
それ故、この訂正事項によって構成される考案は、出願の際、独立して実用新案登録を受けることができるものという外はない。
(3)以上のとおり、本件訂正請求は何れも、それぞれの法趣旨の要件を充足しているというべきであるところ、特許法等の一部を改正する法律の附則(平成6年法律第116号)第9条第2項の規定において準用する特許法第120条の4第2項の規定並びに同条第3項の規定において準用する同法第126条第2項?第4項の規定に適合するものというべきである。
ゆえに、本件は、訂正請求後の実用新案登録請求の範囲の【請求項1】によって特定される考案に係るものと捉えられる。
3. 異議申立人の主張
異議申立人は、本願考案の構成につき、
1) 甲第1号証(第1引用例)、
2) 甲第2号証(第2引用例)、
3) 甲第3号証(実公昭32-2856号公報)、
4) 甲第4号証(カタログ「三菱屋外用高圧ガス負荷開閉器」)、
5) 甲第5号証(第3引用例)、
を提出し、
本件【請求項1】に係る考案は、
右証拠に開示された技術的事項と同一であるから、実用新案法第3条第1項第3号の規定に該当し実用新案登録を受けることができないものであり、
仮に然らずとしても、 これ等に開示された技術的事項に基づいて当業者がきわめて容易に考案をすることができたものであるから、同法第3条第2項に規定する登録要件を具備しておらず、
これにつき受けた登録は、当然取り消されるべきものである、と主張する口吻と捉えられる。
4. 当審の判断
異議申立人の提出した刊行物のうち、披瀝していない証拠につき、検討する。
1) 甲第3号証:実公昭32-2856号公報
本刊行物には、
イ) 「本案はプロパンガス等の家庭用、一般用ガスを収容するボンベのバルブ保護用カバーに関する」(1頁左欄10行?11行目)
ロ) 「本プロテクターは第2図の如く円筒状に構成されたプロテクター本体1の………………………………………………………………………コ字状に切り開き、この舌片5を内側にJ字状に折り曲げて窓4を開け、」(1頁左欄17行?23行目)等が、図面とともに記載されている。
ところで、この刊行物のものは、ガスボンベのバルブプロテクタに関するもので、プロテクタ自体が開口部に把持部を形成する点で局部的に本件【請求項1】に係る考案と類似する局面が存するとしても、用いる対象と態様を異にしており、且つ、円筒状を呈しているところ取付金具が一対をなすことを具備せず、更に吊り下げ部は、全く欠如するものであり、本件【請求項1】に係る考案と大幅に懸隔するものといってしかるべきである。
したがって、本件【請求項1】に係る考案は、このものと同一であるとは認められないばかりか、このものに基づいて、当業者がきわめて容易に推考することができたものとするこもできないというべきである。
2) 甲第4号証:カタログ「三菱屋外用高圧ガス負荷開閉器」
このものは、本件に係る考案と同じく開閉器に関するものではあるが、そもそも、開閉器本体の上面に開口が形成された取り付け金具を、一切具有していず、ために、
「開口内の上端に把持部を形成すると共に、前記開口内の上端側部には前記本体を吊り上げる場合に掛止金具等を引っ掛けるための掛止部を形成し」を、一切包括することを得ないものである。
それ故、本件【請求項1】に係る考案は、甲第4号証に記載された考案ではなく、このものに基づいて当業者がきわめて容易に推考することを得たものとすることも相当でない。
3) なお、その余の証拠との対比・判断は、既に独立登録要件の審案過程において判断したので繰り返さない。
また、これ等証拠に記載された考案を総合考量しても、本件【請求項1】に係る考案を当業者がきわめて容易に推考し得た限りではないというべきである。
なお、外に、本件につき、受けた登録を取り消すべき理由を発見しない。
5. 結論
よって、結論のとおり決定する。
発明の名称 (54)【考案の名称】
開閉器
(57)【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 開閉器本体の上面に開口が形成された一対の取付金具を取着し、その開口内の上端には前記本体を持ち運ぶ場合に把持するための把持部を形成すると共に、前記開口内の上端側部には前記本体を吊り上げる場合に掛止金具等を引っ掛けるための掛止部を形成し、且つ前記取付金具に前記本体を吊り下げ支持するための吊り下げ部を一体に形成したことを特徴とする開閉器。
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は開閉器に係り、詳しくは開閉器の把手及び取付金具の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、開閉器においては、図6、図7に示すものが提案されている。この高圧気中開閉器の把手の構造においては、その本体ケース20の上部両側面に一対のコ字状の把手21が取着されており、把持可能となっている。また、取付金具の構造においては、本体ケース20の上端に一対の板状の取付金具22が取着されている。さらに、この取付金具22にはフック23及び、吊り下げ孔24が形成されている。
【0003】
そして、前記把手21は開閉器の運搬時等に用いられ、前記取付金具22は開閉器を柱上に取付ける時に用いられる。なお、取付金具22において、前記フック23は掛止金具等を引っ掛けて開閉器を吊り上げ、また前記吊り下げ孔24は吊り下げ金具(二点鎖線にて図示)を挿通して、柱上に設けられた腕金(図示しない)等に取付けるためのものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、近年、高圧開閉器においては、その小型軽量化に対する要望が高まっており、気中開閉器からガス開閉器へと代わりつつある。従って、開閉器の小型軽量化に伴い、また、取付状態の美化の点から見ても外観構造の簡素化が望まれるものであった。
【0005】
従って、従来のように把手と取付金具を別々に設けた場合には、部品点数が増えるため、それだけ製造コストも高くなり、外観も複雑なものになっていた。
本考案の目的は、軽量化と低コスト化、さらに、外観構造の簡素化を図ることができる開閉器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために本考案は、開閉器本体の上面に開口が形成された一対の取付金具を取着し、その開口内の上端には前記本体を持ち運ぶ場合に把持するための把持部を形成すると共に、前記開口内の上端側部には前記本体を吊り上げる場合に掛止金具等を引っ掛けるための掛止部を形成し、且つ前記取付金具に前記本体を吊り下げ支持するための吊り下げ部を一体に形成したことを要旨とする。
【0007】
【作用】
このように構成された本考案は、取付金具の開口内の上端に把持部を、前記開口内の上端側部に掛止部を形成し、且つ把持部、掛止部、及び吊り下げ部とを一体に形成した取付金具を開閉器本体に取着したことにより、部品点数が少なくなり、開閉器本体の軽量化と低コスト化、さらに、外観構造の簡素化を図ることができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を具体化した一実施例を図1?図2に従って説明する。
図1、図2に示すように、開閉器1の本体ケース2の上面には、一対のL字板形状からなる把持部材及び吊り下げ部材としての取付金具3が取着されている。
【0009】
この取付金具3はその各側壁3aが対向し、かつ平行になるように取着されている。この側壁3aにはその面積よりも小面積の開口4が透設されている。また、その開口4の上端は手の握り形状に一致する波形状に形成されており、把持部5となっている。さらに、開口4の上端両側部は円弧形状に形成され、開閉器1の吊り上げ時における掛止金具等を安定して保持する掛止部6となっている。
【0010】
さらに、側壁3aにおける前記開口4の両側方部には、吊り下げ金具(図示しない)を挿通するための吊り下げ孔7が透設されている。なお、一方の吊り下げ孔7の下方部にはアース端子取付孔8が透設されている。
【0011】
また、本体ケース2の両側面には各相別に負荷側及び電源側のブッシング9、10が密閉状に挿通取着されている。また、本体ケース2内には固定電極、可動電極等からなる開閉部(図示せず)及び、その開閉部を開閉駆動する機構部(図示せず)等が内蔵されている。さらに、本体ケース2には機構部に連結されたハンドル軸11を介して手動操作ハンドル12が回動可能に固定されている。
【0012】
次に、このように構成された開閉器1の作用を説明する。
開閉器1を持ち運ぶ場合には、両取付金具3の把持部5を把持することにより、安定した把持動作で持ち運ぶことができる。
【0013】
また、開閉器1を柱上に取り付ける場合には、両取付金具3の掛止部6に掛止金具(図示しない)等を引っ掛けて開閉器1を吊り上げる。続いて、取り付け位置まで吊り上げられた後、吊り下げ金具(図示しない)を吊り下げ孔7に挿通させる。そして、開閉器1を吊り下げ金具を介して、柱上に設けられた腕金(図示しない)等に取付ける。
【0014】
このように本実施例の開閉器1においては、取付金具3に把持部5、掛止部6、及び吊り下げ孔7を一体に形成したことにより、部品点数が少なくなり、開閉器本体の軽量化と低コスト化を図ることができる。また、掛止部6は円弧形状に形成されているため、掛止金具等を安定して引っ掛けることができる。
【0015】
さらに、柱上に取付けた場合においては、外観構造が簡素化されるため、街並みの美観を損なうことがない。
なお、本考案は上記実施例に限定されることはなく、本考案の趣旨から逸脱しない範囲で以下のようにしてもよい。
(1)上記実施例では、掛止部6の形状を円弧形状としたが、その形状を他の形状に変更してもよい。例えば、図3に示すように、その円弧形状の曲率を小さくして、溝形状に近似させたりしてもよい。
(2)上記実施例では、把持部5の形状を波形状としたが、その形状を他の形状に変更してもよい。例えば、図4(a)、図4(b)に示すように、各取付金具3の開口4の上端を本体ケース2上面中央に向かって折り曲げ形成し、把持しても手が痛くならないようにしてもよい。
(3)上記実施例では、取付金具3をL字板形状としたが、その形状を他の形状に変更してもよい。例えば、図5に示すように、一端から他端にかけて棒体とし、その棒体を折曲げて把持部5、掛止部6、吊り下げ孔7を一体に形成してもよい。又、吊り下げ孔7を棒体に固着したパイプに置き換えてもよい。
【0016】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案の開閉器によれば、取付金具の開口内の上端に把持部を、前期開口内の上端側部に掛止部を形成し、且つ把持部、掛止部、及び吊り下げ部とを一体に形成した取付金具を開閉器本体に取着したことにより、部品点数が少なくなり、開閉器本体の軽量化と低コスト化、さらに、外観構造の簡素化を図ることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の取付金具が取着された開閉器を示す正面図である。
【図2】同じく開閉器の側面図である。
【図3】他の実施例の取付金具を示す一部正面図である。
【図4】他の実施例の取付金具を示し、(a)はその一部正面図であり、(b)はその一部側面図である。
【図5】他の実施例の取付金具を示す一部正面図である。
【図6】従来の取付金具が取着された開閉器を示す正面図である。
【図7】同じく開閉器の側面図である。
【符号の説明】
1…開閉器、2…本体ケース、3…取付金具(把持部材及び吊り下げ部材)、5…把持部、7…吊り下げ孔
訂正の要旨 訂正の要旨
実用新案登録請求の範囲
a.
「【請求項1】開閉器本体の上面に開口が形成された一対の取付金具を取着し、その開口内の上端には前記本体を持ち運ぶ場合に把持するための把持部を形成すると共に、前記開口内の上端側部には前記本体を吊り上げる場合に掛止金具等を引っ掛けるための掛止部を形成し、且つ前記取付金具に前記本体を吊り下げ支持するための吊り下げ部を一体に形成したことを特徴とする開閉器。」
b.
「【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために本考案は、開閉器本体の上面に開口が形成された一対の取付金具を取着し、その開口内の上端には前記本体を持ち運ぶ場合に把持するための把持部を形成すると共に、前記開口内の上端側部には前記本体を吊り上げる場合に掛止金具等を引っ掛けるための掛止部を形成し、且つ前記取付金具に前記本体を吊り下げ支持するための吊り下げ部を一体に形成したことを要旨とする。」
c.
「【作用】
このように構成された本考案は、取付金具の開口内の上端に把持部を、前記開口内の上端側部に掛止部を形成し、且つ把持部、掛止部、及び吊り下げ部とを一体に形成した取付金具を開閉器本体に取着したことにより、部品点数が少なくなり、開閉器本体の軽量化と低コスト化、さらに、外観構造の簡素化を図ることができる。」
d.
「【考案の効果】
以上詳述したように、本考案の開閉器によれば、取付金具の開口内の上端に把持部を、前記開口内の上端側部に掛止部を形成し、且つ把持部、掛止部、及び吊り下げ部とを一体に形成した取付金具を開閉器本体に取着したことにより、部品点数が少なくなり、開閉器本体の軽量化と低コスト化、さらに、外観構造の簡素化を図ることができるという優れた効果を奏する。」
異議決定日 2000-01-27 
出願番号 実願平4-26239 
審決分類 U 1 65・ 121- YA (H01H)
最終処分 維持  
前審関与審査官 羽鳥 賢一  
特許庁審判長 田中 秀夫
特許庁審判官 藤原 稲治郎
藤本 信男
登録日 1998-11-06 
登録番号 実用登録第2588878号(U2588878) 
権利者 エナジーサポート株式会社
愛知県犬山市字上小針1番地
考案の名称 開閉器  
代理人 恩田 博宣  
代理人 恩田 博宣  
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