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審決分類 審判 判定 同一 属する(申立て成立) E04G
管理番号 1064510
判定請求番号 判定2002-60039  
総通号数 34 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 実用新案判定公報 
発行日 2002-10-25 
種別 判定 
判定請求日 2002-04-02 
確定日 2002-08-27 
事件の表示 実用新案登録第2587458号の判定請求事件について、次のとおり判定する。   
結論 イ号図面及びその説明書に示す「足場つなぎ金具」は、実用新案登録第2587458号の請求項1に係る考案の技術的範囲に属する。
理由 1 請求の趣旨
本件判定の請求の趣旨は、イ号図面並びにその説明書に示すイ号物件は、実用新案登録第2587458号の請求項1に係る考案(以下、「本件考案1」という。)の技術的範囲に属する、との判定を求めるものである。

2 本件考案1
本件考案1は、明細書及び図面の記載からみて、その実用新案登録請求の範囲の請求項1に記載されたとおりのものであり、それを構成要件に分説すると、次のとおりである。
A 足場連結ボルトを締結するためのネジ穴が形成された雌ネジ部が、一枚 のプレート状支持部の先端部両面に膨出して形成され、
B 前記プレート状支持部の基端部に該基端部全体を折曲した折曲部が形成 されていることを特徴とする
C 足場つなぎ金具。
3 イ号物件
請求人が提出したイ号物件説明書及び図面によれば、イ号物件は次のa?cからなるものと認められる。
a 一枚のプレート状支持部2の先端部の中央部及びこのプレート状支持部 2と同等の厚さを有し適宜雌ネジの必要溝数を形成できる幅を有する別 部材(帯状プレート)2aの中央部を夫々ネジ下穴の半円状にプレス加 工して二枚合わせとし、両翼部分を溶接し、ネジ下穴に足場連結ボルト 8を螺合させるための雌ネジを螺設して雌ネジ部3を形成し、ネジ穴部 分外径側をプレート状支持部2の両面に膨出させ、
b プレート状支持部2の基端部に基端部全体を折曲げた折曲部6が形成さ れている、
c 足場つなぎ金具。

4 イ号物件が本件考案1の技術的範囲に属するか否かについて
(1)本件考案1とイ号物件とを対比すると、イ号物件は、本件考案1の構成要件B、Cを充足するすることは明らかであるが、構成要件Aを充足するか否かについては、明確ではない。
(2)そこで、イ号物件の構成aが本件考案1の構成要件Aを充足するか否かについて検討する。
本件考案1の構成要件Aにおいて、「雌ネジ部」は、一枚のプレート状支持部の先端部両面に膨出して形成されている。一方、イ号物件の構成aにおいて、「雌ネジ部3」は、一枚のプレート状支持部2の先端部の中央部及びこのプレート状支持部2と同等の厚さを有し適宜雌ネジの必要溝数を形成できる幅を有する帯状プレート2aの中央部を夫々ネジ下穴の半円状にプレス加工して二枚合わせとし、ネジ下穴に足場連結ボルト8を螺合させるための雌ネジを螺設して形成され、「ネジ穴部分外径側」をプレート状支持部2の両面に膨出させているものであり、この「ネジ穴部分外径側」は、イ号図面の図A及び図Bを参照すると、「雌ネジ部3の外側」を意味するものと解される。そうすると、イ号物件の「雌ネジ部3」は、一枚のプレート状支持部2の先端部両面に膨出しているといえるから、イ号物件の構成aは本件考案1の構成要件Aを充足する。

5 まとめ
以上のとおり、イ号物件は、本件考案1の構成要件A?Cを全て充足するので、本件考案1の技術的範囲に属する。
よって、結論のとおり判定する。
別掲
判定日 2002-08-15 
出願番号 実願平2-77518 
審決分類 U 1 2・ 1- YA (E04G)
最終処分 成立  
特許庁審判長 田中 弘満
特許庁審判官 鈴木 公子
中田 誠
登録日 1998-10-16 
登録番号 実用新案登録第2587458号(U2587458) 
考案の名称 足場つなぎ金具  
代理人 綾田 正道  
代理人 今村 定昭  
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