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審決分類 審判 全部申し立て   E04F
審判 全部申し立て   E04F
管理番号 1016789
異議申立番号 異議1999-72627  
総通号数 12 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 実用新案決定公報 
発行日 2000-12-22 
種別 異議の決定 
異議申立日 1999-07-02 
確定日 2000-03-21 
異議申立件数
訂正明細書 有 
事件の表示 登録第2591337号「木質系防音床材」の請求項1に係る実用新案登録に対する実用新案登録異議の申立てについて、次のとおり決定する。   
結論 訂正を認める。 登録第2591337号の請求項1に係る実用新案登録を維持する。
理由 1.手続きの経緯
実用新案登録第2591337号の請求項1に係る考案は、平成4年11月26日に実用新案登録出願され、平成10年12月25日にその実用新案の設定登録がなされ、その後、平成11年7月2日に吉田 隆英より実用新案登録異議の申立てがなされ、取消理由通知がなされ、その指定期間内である平成11年12月22日に訂正請求がなされたものである。
2.訂正の適否についての判断
2-1 訂正請求の訂正の内容
(1)実用新案登録権者が求めている訂正は、明細書の実用新案登録請求の範囲を減縮することを目的として実用新案登録請求の範囲を訂正し、明りょうでない記載の釈明を目的として考案の詳細な説明を訂正しようとするものであって、その訂正の内容は次のとおりである。
訂正事項1:実用新案登録請求の範囲の請求項1「表面に化粧シート(1)が貼着され、かつ、複数の溝(5)が形成された木質化粧基材(3)の下面に、両面に凹凸を形成するとともに木質化粧基材(3)との接地面積を床下地との接地面積より大きくした発泡合成樹脂からなる緩衝材(4)が貼着されたことを特徴とする木質系防音床材。」を「表面に化粧シート(1)が貼着されかつ、複数の溝(5)が形成された木質化粧基材(3)の下面に、その表裏面に相互に異なる形状の凹凸が形成されているとともに、前記木質化粧基材(3)との接地面積が床下地との接地面積よりも大きくかつ接地面積が50%?80%の範囲内にある、発泡倍率が20倍?30倍の発泡合成樹脂を熱圧締した発泡合成樹脂からなる緩衝材(4)が貼着されてなることを特徴とする木質系防音床材。」と訂正する。
訂正事項2:考案の詳細な説明の段落【0004】の「【課題を解決するための手段】この考案は、表面に化粧シート1が貼着され、かつ、複数の溝5が形成された木質化粧基材3の下面に、両面に凹凸を形成するとともに木質化粧基材3との接地面積を床下地との接地面積より大きくした発泡合成樹脂からなる緩衝材4が貼着されたことを特徴とする。」を「【課題を解決するための手段】この考案は、表面に化粧シート1が貼着されかつ、複数の溝5が形成された木質化粧基材3の下面に、その表裏面に相互に異なる形状の凹凸が形成されているとともに、前記木質化粧基材3との接地面積が床下地との接地面積よりも大きくかつ接地面積が50%?80%の範囲内にある、発泡倍率が20倍?30倍の発泡合成樹脂を熱圧締した発泡合成樹脂からなる緩衝材4が貼着されてなることを特徴とする。」と訂正する。
2-2 訂正の目的の適否、新規事項の有無及び拡張・変更の存否
(1)上記訂正事項1は、実用新案登録請求の範囲の減縮を目的とするものであるから、特許法第120条の4第2項のただし書きの要件を満たすものと認められる。
(2)上記訂正事項2は、実用新案登録請求の範囲との整合をとるために、考案の詳細な説明の記載の明りょうでない記載を明確にしたものであるから、特許法第120条の4第2項のただし書きの要件を満たすものと認められる。
(3)また、上記訂正事項1及び2に関連する記載として、願書に添付した明細書の考案の詳細な説明には、「【0006】木質化粧基材3の下面には緩衝材4が貼着される。緩衝材4は両面にそれぞれ異なる形状の凹凸が形成された発泡合成樹脂シートが用いられる。発泡合成樹脂としてはポリウレタン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニール樹脂、ポリエステル樹脂等で、発泡倍率20?30倍で厚さ8.0?10mmの素材を4.0?5.0mmに熱圧締処理したものが用いられる。【0007】ここで、この者案(考案の誤記と思われる)では凹凸形状は任意であるが、木質化粧基材3との接地面積を床下地との接地面積より大きくしたものを用いる。なお、少なくとも50?80%の範囲とするのが好ましく、あまり接地面積を小さくすると沈みが発生しやすく、また大きくすると防音性能が低下する。」(段落【0006】、【0007】)と記載されており、上記訂正事項1及び2は、願書に添付した明細書に記載された事項の範囲内において緩衝材を限定したものといえるから、新規事項の追加には該当せず、また、実質上実用新案登録請求の範囲を拡張し、変更するものでもないことから、特許法第120条の4第3項で準用する特許法第126条第2項及び第3項の要件を満たすものであると認められる。
2-3 独立登録要件
(1)訂正明細書請求項1に係る考案
訂正明細書の請求項1に係る考案は、その実用新案登録請求の範囲の請求項1に記載された以下のとおりのものである。
【請求項1】表面に化粧シート(1)が貼着されかつ、複数の溝(5)が形成された木質化粧基材(3)の下面に、その表裏面に相互に異なる形状の凹凸が形成されているとともに、前記木質化粧基材(3)との接地面積が床下地との接地面積よりも大きくかつ接地面積が50%?80%の範囲内にある、発泡倍率が20倍?30倍の発泡合成樹脂を熱圧締した発泡合成樹脂からなる緩衝材(4)が貼着されてなることを特徴とする木質系防音床材。
(2) 引用刊行物
刊行物1:実願平2-84157号(実開平4-42545号)のマイクロフィルム
刊行物2:特開昭63-176562号公報
刊行物3:’90床材市場白書、株式会社矢野経済研究所、1990年1月30日発行
刊行物1には、「床板」に関する考案が記載されており、考案の詳細な説明には、
a.「床板10は、表裏板2及び3を緩衝シート4を介して積層接着して成る床基板1の表面側に化粧シート7を、裏面側に緩衝材8を夫々積層接着して一体化して構成されている。表裏板2及び3としてはいずれも合板、繊維板、パーティクルボード、木板等が任意用いられる。」(第4頁第18行?第5頁第3行)、
b.「床基板1の裏面側にその幅方向に亙って、緩衝シート4に達する深さの横溝11,11…が複数本刻設される。」(第7頁第13?15行)、
c.「床基板1の裏面に積層される緩衝材8はゴム系、合成樹脂或は発泡合成樹脂系、アスファルト系等のシート状物によって形成される。」(第6頁第3?5行)、
d.「緩衝材8の表裏には複数の凸部9,9…が形成される。(中略)凸部が緩衝材面において占める割合は面積比で30?60%となるように形成することが好ましい。」(第6頁第16行?第7頁第3行)、
と図面と共に記載されている。
そして、上記記載によれば、床板10の床基板1は、緩衝シート4を有するものの全体として木質系の板材である。
したがって、刊行物1には、床基板1の表面側に化粧シート7が接着され、かつ、裏面側に横溝11が複数本刻設されたものの裏面に、表裏に複数の凸部を形成した発泡合成樹脂からなる緩衝材8が接着された木質系防音床材が記載されていると認められる。
刊行物2には、「床材」に関する発明が記載されており、発明の詳細な説明には、
e.「本発明は、防音及び防振機能を備えた床材に関する。」(第1頁左下欄第18,19行)、
f.「床材は、木質化粧板1の裏面に軟質シート2を積層一体化すると共に軟質シート2の裏面に基板3を積層一体化し、この基板3の裏面に裏面が凹凸となった弾性体5を積層一体化して成る」(第1頁右下欄第15?19行)、
g.「弾性材5はその表裏面に凹凸を形成したもの、あるいは裏面のみに凹凸を形成したものが考えられる。(中略)凸部の面積比率・・・25%?75% 第8図、第9図、第10図には表裏面に凹凸を形成した実施例が示してある。この実施例では弾性体5の裏面の下方に突出する凸部10部分に対応して表面側が凹んで凹溝11となり、弾性体5の裏面の凹部12に対応して表面側が突出して凸出部13となっている。」(第2頁右下欄第10行?第3頁左上欄第1行)、
h.「下層の弾性体により防振ができ、更に弾性体の裏面が凹凸となっているので、建物のスラブのような床基材側へ弾性体からいっそう振動が伝わりにくくなり、より確実な防音、防振効果を発揮できる」(第3頁右上欄第3?7行)
と図面と共に記載されている。
そして、上記記載g及び第10図の記載から見て、第10図に示された実施例の弾性体5の表裏面の凹凸形状が異なっていることは明らかであり、更に、表面側(基板側)の凸出部13の面積は、裏面側(スラブ側)の凸出部10の面積より大きいと認められる。
刊行物3には各種床材の具体的な製品が断面図と共に記載されており、「ダイヤキュービック50 協同ベニヤ株式会社 軽衝撃L-50,重衝撃L-55 特殊制振シートと特殊形状発泡ゴムクッションとを木質床材にうまく組み合わせる事により床衝撃を吸収すると共に歩行感も向上。」(第372頁上段)及び「ソフランセラムF50 東洋ゴム工業株式会社 軽衝撃L-50,重衝撃L-55 特殊制振シートと計算し尽くされたパターン形状の発泡ゴムクッションにより床面撃を吸収すると共に歩行感も向上します。」と記載されており、各断面図をみると両者とも合板の下面に発泡ゴムクッションを設けた総厚が15.0mmの床材が記載されている。
(3) 対比・判断
訂正明細書の請求項1に係る考案と、刊行物1乃至3に記載された考案とを比較すると、各刊行物に記載された考案は、訂正明細書の請求項1に係る考案の構成の一部である緩衝材を発泡倍率が20倍?30倍の発泡合成樹脂を熱圧締した発泡合成樹脂で形成する構成を有していない。
そして、訂正明細書の請求項1に係る考案は上記構成を有することにより、「全体の厚さが従来の直貼り用床材より薄く形成できるのにもかかわらず、実施例の試験結果に示すように遮音等級(LL)値が軽量床衝撃音でL-55」(段落【0011】)であるという明細書記載の効果を有するものであるから、訂正明細書の請求項1に係る考案は、上記刊行物1乃至3に記載された考案であるとも、また、上記刊行物1乃至3に記載された考案から当業者がきわめて容易に考案をすることができたものとも認められない。
(4)さらに、訂正明細書の請求項1に係る考案には、他に実用新案登録出願の際独立して実用新案登録を受けることができないとする理由もないことから、特許法第126条第4項の要件を満たすと認められる。
2-3 むすび
以上のとおりであるから、実用新案登録権者が求めている訂正は、特許法等の一部を改正する法律(平成6年法律第116号)附則第9条第2項の規定により準用される特許法第120条の4第2項、及び同条第3項において準用する第126条第2乃至4項の規定に適合するので、当該訂正を認める。
3.実用新案登録異議の申立てについて
申立人吉田 隆英は、実用新案登録第2591337号の請求項1に係る考案は、甲第1号証(上記刊行物2)、甲第2号証(上記刊行物1)、甲第3号証(上記刊行物3)を提出して、本件考案は、甲第1号証に記載された考案と実質的に同一であり、実用新案法第3条第1項3号の規定により実用新案登録を受けることができない、または、甲第2号証に記載された考案と、甲第1号証および/または甲第3号証記載の考案とに基づいて、きわめて容易に考案し得たものであるから、実用新案法第3条第2項の規定により実用新案登録を受けることができないものである旨主張している。
しかしながら、上記異議の申立に係る考案は、訂正請求により実用新案登録請求の範囲が訂正され、かつ、上記2.で検討したように、該訂正は適法であるから、結果として異なるものとなった。そして、訂正明細書の請求項1に係る考案は、甲各号証に記載された考案であるとも、また、甲各号証に記載された考案から当業者がきわめて容易に考案できたものともすることはできず、実用新案法第3条第1項3号または同条第2項に該当しないことは、上記2-2(3)に記載したとおりである。
また、他に訂正後の実用新案登録第2591337号の請求項1に係る考案を取り消すべき理由を発見しない。
4.むすび
よって、結論のとおり決定する。
発明の名称 (54)【考案の名称】
木質系防音床材
(57)【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 表面に化粧シート(1)が貼着されかつ、複数の溝(5)が形成された木質化粧基材(3)の下面に、その表裏面に相互に異なる形状の凹凸が形成されているとともに、前記木質化粧基材(3)との接地面積が床下地との接地面積よりも大きくかつ接地面積が50%?80%の範囲内にある、発泡倍率が20倍?30倍の発泡合成樹脂を熱圧締した発泡合成樹脂からなる緩衝材(4)が貼着されてなることを特徴とする木質系防音床材。
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、集合住宅のコンクリート床スラブ上に直接施工される直貼り用木質系防音床材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の木質系直貼り床材は、図3に示すように、表面に化粧シート1が貼着された、厚さ12mm程度の化粧合板等の下面に、クッション性を有する厚さ2.0?4.0mm程度の発泡合成樹脂からなるシート状物を貼着したものが一般的で、基材2裏面のクッションシート4によりコンクリート床スラブ面の凹凸を吸収するとともに、歩行感を向上させる等の効果を有していた。
【0003】
【考案が解決すべき課題】
しかしながら、上記従来の木質系直貼り床材は、床材上面から発生する騒音の伝播を防止する効果は殆ど期待できなかった。そこで、木質基材間に発泡ゴムシート等を介在させたり、木質基材の下面に発泡倍率の異なる発泡合成樹脂シートを複数枚積層した緩衝材を貼着する等の方法により、目的とする防音性を達成することが試みられた。しかし、結果的には床材上面からの荷重により床材が部分的に沈み込みかつ、歩行時にフワフワして安定感がなく違和感を伴う等の問題が生じていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、表面に化粧シート1が貼着されかつ、複数の溝5が形成された木質化粧基材3の下面に、その表裏面に相互に異なる形状の凹凸が形成されているとともに、前記木質化粧基材3との接地面積が床下地との接地面積よりも大きくかつ接地面積が50%?80%の範囲内にある、発泡倍率が20倍?30倍の発泡合成樹脂を熱圧締した発泡合成樹脂からなる緩衝材4が貼着されてなることを特徴とする。
【0005】
以下、この考案を図面に基づいて詳しく説明する。
木質基材3は、溝5が形成された、厚さ9.0mm?12mmの範囲の合板、MDF(中密度繊維板)LVL(単板積層材)、LVB(単板積層材)等からなる基材2の表面に、厚さ0.1mm?1.0mmの天然木化粧単板や塩化ビニル樹脂シート、薄葉紙等の化粧シート1が、常用の接着剤を介して貼着されたものである。なお、溝5は、床材本体の曲げ強度を維持するために、基材2を完全に切断するまで切削加工する必要はない。
【0006】
木質化粧基材3の下面には、緩衝材4が貼着される。緩衝材4としては、両面にそれぞれ異なる形状の凹凸が形成された発泡合成樹脂シートが用いられる。発泡合成樹脂シートとしては、ポリウレタン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂等であって、発泡倍率:20倍?30倍で厚さ8.0mm?10mmの素材を、4.0mm?5.0mmに熱圧締処理したものが用いられる。
【0007】
この考案では、凹凸形状は任意であるが、木質化粧基材3との接地面積を床材との接地面積よりも大きくしたものを用いる。なお、接地面積率は少なくとも50%?80%の範囲とするのが好ましく、あまり接地面積を小さくすると沈みが発生し易くまた、大きくすると防音性能が低下する。
【0008】
【作用】
この考案によれば、両面に異なる形状の凹凸が形成されているとともに、木質化粧基材3との接地面積を床材との接地面積よりも大きくした発泡合成樹脂からなる緩衝材を木質化粧基材に貼着したことにより、床上面からの衝撃荷重の初期は木質化粧基材との大きな接地面積で受けるので沈み込み量が小さく、歩行時に床面が固く感じられて違和感少なくまた、衝撃はこの後、接地面積の小さな部分を通過して緩和され、防音性能を十分に維持できる。
【0009】
【実施例】
厚さ9.0mmの合板の表面に厚さ0.3mmの天然木単板を貼着し、合板の裏面に、幅1.0mm、深さ5.5mmの溝を100mm程度の一定間隔をおいて短手方向に平行に切削加工した。さらにこの下面に、厚さ8.0mm、20倍発泡のポリウレタン樹脂フォームを、上面に四角形状で凸部面積70%、下面に円形状で凸部面積50%の凹凸を有する型盤で、上面210℃、下面230℃、90kgf/cm^(2)の条件で熱圧締処理して厚さ4.0mmのシートに成型された緩衝材を接着剤を介して貼着し、求める木質系防音床材を得た。
【0010】
得られた総厚12.3mmの木質系防音床材を厚さ150mm相当のコンクリート床スラブ上にエポキシ樹脂系接着剤を介して固着し、木質系防音床材の上面よりタッピングマシンによる衝撃音を加え、コンクリート床スラブ下面で騒音計を用いて周波数毎の騒音を測定し、遮音等級(LL)値を求めた。結果は、図2に示すように、L-55に合格する性能であった。
【0011】
【考案の効果】
この考案によれば、全体の厚さが従来の直貼り用床材より薄く形成できるにもかかわらず、実施例の試験結果に示すように、遮音等級(LL)値が軽量床衝撃音でL-55と高い防音性能を有する木質系防音床材を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
この考案の木質系防音床材の断面図
【図2】
実施例の木質系防音床材の計量床衝撃試験による遮音等級試験結果を示すグラフ
【図3】
従来の木質系直貼り床材の断面図
【符号の説明】
1 化粧シート
2 基材
3 木質化粧基材
4 緩衝材
5 溝
訂正の要旨 訂正の要旨
訂正事項a:実用新案登録請求の範囲に係る記載
「【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】表面に化粧シート(1)が貼着され、かつ、複数の溝(5)が形成された木質化粧基材(3)の下面に、両面に凹凸を形成するとともに木質化粧基材(3)との接地面積を床下地との接地面積より大きくした発泡合成樹脂からなる緩衝材(4)が貼着されたことを特徴とする木質系防音床材。」を、実用新案登録請求の範囲の減縮を目的として、
「【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】表面に化粧シート(1)が貼着されかつ、複数の溝(5)が形成された木質化粧基材(3)の下面に、その表裏面に相互に異なる形状の凹凸が形成されているとともに、前記木質化粧基材(3)との接地面積が床下地との接地面積よりも大きくかつ接地面積が50%?80%の範囲内にある、発泡倍率が20倍?30倍の発泡合成樹脂を熱圧締した発泡合成樹脂からなる緩衝材(4)が貼着されてなることを特徴とする木質系防音床材。」
と訂正する。
訂正事項b:段落【0004】に係る記載
「【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、表面に化粧シート1が貼着され、かつ、複数の溝5が形成された木質化粧基材3の下面に、両面に凹凸を形成するとともに木質化粧基材3との接地面積を床下地との接地面積より大きくした発泡合成樹脂からなる緩衝材4が貼着されたことを特徴とする。」を、明りょうでない記載の釈明を目的として、
「【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、表面に化粧シート1が貼着されかつ、複数の溝5が形成された木質化粧基材3の下面に、その表裏面に相互に異なる形状の凹凸が形成されているとともに、前記木質化粧基材3との接地面積が床下地との接地面積よりも大きくかつ接地面積が50%?80%の範囲内にある、発泡倍率が20倍?30倍の発泡合成樹脂を熱圧締した発泡合成樹脂からなる緩衝材4が貼着されてなることを特徴とする。」
と訂正する。
異議決定日 2000-02-23 
出願番号 実願平4-87648 
審決分類 U 1 651・ 113- YA (E04F)
U 1 651・ 121- YA (E04F)
最終処分 維持  
前審関与審査官 長島 和子深草 誠  
特許庁審判長 田中 弘満
特許庁審判官 宮崎 恭
小野 忠悦
登録日 1998-12-25 
登録番号 実用新案登録第2591337号(U2591337) 
権利者 段谷産業株式会社
福岡県北九州市小倉北区東港2丁目5番12号
考案の名称 木質系防音床材  
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